長谷・越のどんど焼き

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正月飾りで人形を作り燃やす例は稀

長野では「どんど焼き」、松本では「三九郎」と呼ばれている年中行事。どの地区でもお正月飾りやダルマ、竹などを使い高く積み上げて火をつけ、お餅等を焼いたりして無病息災などを願うのではないでしょうか。

ここ篠ノ井塩崎の「長谷・越のどんど焼き」は、正月飾りやわら、竹等で人形を作ります。こういった例は稀なようです。

長谷越公民館は、県道７７号線沿いにあり道を挟んで反対側にコンビニがあります。稲荷山駅からの距離は約６００ｍ、駐車場がないので鉄道を利用するのがよいでしょう。篠ノ井駅周辺の駐車場に止め、篠ノ井線で稲荷山駅は一駅です。公民館から山のほうに向かって進むと、篠ノ井線の踏み切りに至ります。
踏切を渡り、山のほうへ上ると平地区のどんど焼きの場所へ行けます。踏み切り手前を左の方へ進むと東谷地区のどんど焼きの場所へ行けます。
詳しいルートは、下の地図を参照してください。

★長谷地区平のオンマラサマ
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平地区のどんど焼きの場所は、ＪＲ篠ノ井線の踏切を渡り坂道を上りきる手前にあります。
平地区のワラで作られた人形で目立つのは、両袖に書かれた「平」の文字と何といっても巨大な男根でしょう。直径が３０センチ以上もあるワラで作った男根にダルマを紙で包んだものを２つ釣る下げています。（下の写真参照）
◎点火時間：午後３時

★越地区越のオスガタ
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長谷越公民館前の広い庭に作るのは「オスガタ」。高さは４ｍにもなります。木とワラを使い長い腕を作り、ワラで作った男根を支える姿をしています。男根の前にはこれもワラで作った女陰を添えています。袖には、「交通安全」「家内安全」「夫婦円満」「子孫繁栄」の文字を書き、さらに左袖に女陰、右袖に男根？が描かれています。胴体に描かれている紋は千曲市八幡の武水別（たけみずわけ）神社の紋です。
辺りが暗くなり始めた午後５時に点火します。徐々に火が大きくなるのを眺めながら、今年一年の願いを込めましょう。
◎点火時間：午後５時

※武水別神社・・・「武水別大神（たけみずわけのおおかみ）」を主祭神とする五穀豊穣と水にまつわる神社。

★越地区東谷のカンタサン
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東谷のどんど焼きは先の２箇所とは違い、ワラではなく紙で人形を作ります。婿と嫁の２体作成し、なんと顔は青首大根を使うそうです。婿には筆と大福帳、嫁には赤い扇とスカリを持たせます。
◎点火時間：午後３時

開催日は

毎年１月１５日より前の日曜日。

２０２１年は「１月１０日（日）」です。
点火時間は上記参照。

※2021年は、新型コロナの影響で越組･東谷は人形なし。
　平集落は、今後の感染状況により人形作り中止もあり得る。

ギャラリー

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